なぜヨーロッパで資本主義が興隆したのかを理解しようとするとき、マックス・ウェーバーについて学び、彼を通して「近代社会」について学ぶことは有効であろう。
 ウェーバーの著作で最も知られているものは「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」と言ってよいだろう。
 プロテスタンティズムが資本主義交流のバックボーンとしてあったことの理解は、なぜ自然科学がヨーロッパで発達したのかの理解につながる。それは宗教と文明の関係についての関心を高めざるを得ない。

(大来)