民主主義(デモクラシー)の前には絶対的な王権があった。イギリスでは議会が(国民ではない)自らの特権を擁護するために王との間で権利の章典を作った(1688年)。
 それに先立つ清教徒革命では、身分の特権ではなく万人の人権についての人民協約が全軍評議会に提出された(1647年)。これは近代デモクラシー根幹をなす成文憲法の基礎とも言えるもの。
 しかし、王政復古となり、権利の章典となり、時代は進みつ戻りつしながら、アメリカ合衆国憲法の制定へと進んでゆく。

(大来)